「曖昧」という個性

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「曖昧」というと、AでもなくBでもない、どっちつかずの無個性なものを思い浮かべる人も多いだろう。
しかし、大森愛子さんの作品は、それとは全く別の意味で「曖昧」だ。

「絵画」というほど息苦しくないが、「イラスト」と言うほどくない。
「解りやすい」とは言い難いが、とっつきにくいほど「難解」なわけではない。
「ポップ」な外見をいながら、は結構「ヘビー」だったりする。

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彼女の作品が持つ「曖昧さ」は、AとB、両方の個性を包するゆえのもの。
それぞれの個性が1つの作品の中で交わることなく、かといってぶつかり合うわけでもなく、まさに一に存在しているがゆえの「曖昧」さ。

この個展を通じて、「曖昧」という個性が成立することを垣間見たがした。

+ グラデーション・サーモグラフィ

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