epilogue: nana yoshimura
学生時代は絵を描いていたという奈々さん。
「今回の個展を通じて、自分がなぜ絵を描かなくなったが分かった気がします。」そう語る彼女が『写真』を通じて表現したかったもの。それはいったい何だったのだろうか?
「私が絵を描くとね、かわいくなりすぎちゃうんです。それはそれで私の一面だからいいんだけど・・・。なんかこう、もっとザラザラっとした感じが欲しかったんですよね。でも、絵ではそれが(表現)できない。だけどね、写真だとできるんですよ、それが。」
彼女の写真からは、女の子らしい「かわいらしさ」や「あたたかさ」と同時に、どこか人を突き放すような「さみしさ」や「冷たさ」も感じられる。
彼女が写真で表現したかったものは、もしかしたら、そんな相反する2つの顔を持つ、等身大の彼女自身だったのかもしれない。 - by matsumoto







