re:tail 企画展 – put on the Happy, 1005
2009.02.11(wed) ~ 02.23 (mon) at re:tail
What is『Project 1005』?
カン・ビンナ、ク・ナヒョン、キム・ミョンジュ、オ・リナの韓国人の女の子4人で構成するアーティストユニット
絵画、イラスト、コラージュ、ウェッブ編集など、4人の個性を活かし、韓国においては様々な分野で活動を行っている。
put on the Happy, 1005
こんな日があった。
仕事がうまくいかなくて、頭ん中がぐちゃぐちゃ!
まるで、世界中がアタシに背を向けてるみたいな、そんな日。
『ハハハッ!』って笑ってるショッピングバックをかぶってみよう!
そして、ふざけた姿で街に出よう!
いつの間にかアタシは主人公。
アタシを見て笑ってる人たちを見てたら、いつしかアタシも笑ってた。
そして、いつしかアタシの笑い顔は、仮面なんかじゃなくてアタシ自身の『顔』になってた。
そうやって笑ってみると、憂鬱なんてふっ飛んで、深刻って思ってたコトだって何でもないことに思えてくる。
ギスギスした世の中。
そんな世の中でProject1005が見つけた幸せになるカンタンな方法
笑ってみようよ!
たとえ世の中がアタシたちを欺いても、そんな世の中に向かって『ハハハッ!』って笑ってみようよ!
アタシたちがこの展示会で見せたいのは、遠くに立って見るだけのツマンナイ展示会なんかじゃない。
さわって、かぶって、写真を撮って。
一緒に楽しく笑いながら、記憶に残ることができるもの。
だから、アタシたちは「お行儀良く見て!」なんて言わないの。
gallery re:tailに来てくれるみんなが、『笑い』を探すきっかけになってくれればって思ってます。^ー^
project 1005ができるまで
話は4年前にさかのぼる。
2004年冬、アタシたちはホンデフリーマーケットのために集まった。
靴にイラストを描いて、週末ごとにそれを売った。
3ヶ月くらいそれをやって、アタシたちは別れた。
そして、それからしばらくは、それぞれの作業に没頭した。
長い空白の期間を経て、2008年春、『作業室 1005号』のドアが開かれる。
こうして、アタシたちの『Project 1005』は始まった。
2008年はアタシたちにとって、眠っていた羽を広げておっきな世界へ飛び立つための準備の時間だったように思う。
2009年、アタシたちは、きっと眩しいくらいに輝いているだろう。
それぞれに違う色を持つアタシたち4人。
4人の色が混じりあって、新しい色が生まれる。
世界中どこを探したって見つからない新しい色。
そんな色を作り続けるアタシたちは、難しくも、重くもない、でも、決して軽くもない、そんな存在感を持ち続けたい。
だって、アタシたちはまだ若くて、人生を楽しむことができるんだから!